採用されやすくなる志望動機とは?
転職して実際に働いてみると、思っていたのとは違った、
条件に書いてあることとも違ったというミスマッチはどんな仕事でも起こりうることです。
一番多い悩みとしては、人間関係や勤務体系です。
婦長や先輩とのソリが合わない、休日の研修会や夜勤の多さなど、
職場の悩みは誰もが抱くものです。
それがストレスになり、
やりがいをもって楽しく働けなくなってしまうことは、大変もったいないことです。
せっかく看護師という素晴らしい資格を持っているのですから、
1日の大半を過ごす職場の環境は非常に大事です。
職場の悩みが原因で、仕事に行きたくない、やる気が起きない、
落ち込むなどが続くようでしたら、無理せず転職することを考えてみるべきです。
今の職場の仕事でやり残したことがなく、
人間関係や勤務体系で納得がいかないことがあるならば、
ステップアップのために他の病院で働くことのほうが自己向上につながります。
志望動機を書く時に一番大事なのは、なぜその職場を選んだのかという理由です。
数ある病院の中でその病院でなければならない理由を
自分の中で今一度考え、明確に言えるようにしましょう。
また病院ではがんばってくれる看護師に働いてもらいたいという考えなので、
仕事に対する熱意、自分が今後どのような仕事に携わりたいか、
どんな看護師になりたいかとを明確にすることも大切です。
また、志望動機のひとつとして自宅から通いやすい、
家庭との両立など環境面での優位点を挙げるのもよいでしょう。
また採用者としては、どれだけ仕事に対して前向きな姿勢であるかに注目します。
明確な自分としての看護師像が描かれているかどうか、改めて考えてみるとよいでしょう。
その理想の看護師になるために今回の転職が必要ですと
言い切るぐらいの説得力があると、採用の可能性も高まります。
倍率の高い人気求人案件だと、履歴書の審査で不採用になることもすくなくありません。
履歴書の志望動機や仕事への熱意はしっかり記入しましょう。
書き方次第で採用の可否が左右されると思って良いでしょう。
まずは看護師になったきっかけ、看護師の仕事への気持ち、
これからやりたいことなど、紙に全て書き出しておくと、
履歴書に書く時にまとめやすくなります。
しっかりと自分の看護観を明らかにしておきましょう。